「うさぎじるしの夜」はとても楽しく、ちょっとわくわくしました。
というのも詩の世界もいよいよ3Dの時代に入ったのだなあ、と思ったからでした。
コラボというよりは総合芸術の時代。もちろん詩作品自体が中心になりますが、
それが絵画的、音楽的要素、それらを統合させる構想力などによって
こんなに楽しく面白いものになるんだなあという驚きです。...
何といっても面白かったのは文字自体が、どんなにでも動けるということですね。
縦書きとか横書きという概念から自由になって、空間を踊ることができるということ。...
これだったらアニメの人も、現代詩を読まない人も、そして詩を書く人もみな楽しめるような気がします。